弥生

もしもこれが、罰なんだとしたら、俺はどうすればいいんだろう 2004/03/30(Tue)

うーん…。手の怪我が治ってきた。まだ所々傷むのは
きっと深かったんだな。絆創膏で平気みたいだ。

それよりも、心配事は大きく膨らむばかりで。
どうしようもないことなんだから、考えても仕方ないんだけど…
と、いうよりも、桜さんに内緒で鹿児島に帰る方法は無いものか。

遊び行きたいね。ほら、なんか…無人島とか。
砂漠の中のオアシスでもいいかな。
誰もいない山の小屋でもいい。
探してみるかね。
代償は大きけれども 2004/03/29(Mon)

真夜中に呼び出されて、朝まで働かされて。
体力の限界、苛々の限界。
それでも、あの細かな作業をたった一晩でしてくれた人だから
文句は言えないけど。

喜んでくれたかな。俺の代わりなんておこがましいと思うけど。
俺のエゴの為に、溢れる感情故に。
願わくば、あいつがあれを見て、俺を忘れるときがないように。

そして俺は、あいつを想って過ごしましょう。
充電完了、すぐに消耗 2004/03/27(Sat)

今日は澪央とデート。ショッピングセンター行って、手、繋いで。
すぐに呼び出されて帰ってしまったけど、凄く幸せだった。
すぐに呼び出されたことがかなりムカついて相手を嬲ったことは
…澪央には秘密にしておいたほうが良いかな。

夜はあいつの手料理。肉じゃが。
美味かった。凄く、幸せだ、って、感じた。

拒絶もなくて、怖がることもなくて、愛してるって、凄く、感じた。

そしてまた俺は帰らなくちゃいけなかった。
マジデ、あの野郎、殺してやろうかな。
でも、頼んだのは俺だし。…我慢、我慢。
再発、という可能性 2004/03/27(Sat)

今日は新しい先生と遭遇。アル、って言ったけな。
三十路なだけに、なんというか…「ちゃんとした」感じだった。
センセイみたいな感じで、懐かしかった。

明日は澪央と遊びに。デートみたいだ、とあいつは言っていたけど
…デートじゃないのか?手紙見て、ちょっとショック受けたんだよね。
まぁ、明日は楽しむけどね。

最近俺が思うのは、『どうでもいいじゃないか』ということ。
生来の面倒くさがりだから諦めてるのか、知らない。
でも、本能のままに誰かを求めるのって、悪いことなのだろうか。
それが恋人なら尚更、と、心から思う。

でも、俺はこの間あいつを傷つけたし、あいつも俺に触れられるのは怖いだろうし。

禁欲生活、とはよく言ったものだな。

そして、題名の話題。
再発の恐れあり。だとよ。脅しやがってあのクソ野郎め。
今度あったら、覚えとけよ。
眠らせてください(こういう歌があるよな) 2004/03/25(Thu)

まさにそんな感じだな。…ねむーらーせーてーくださーいー…。
土曜日の予定が入った。

本当は、別の用事があったんだけど。
でも、澪央に逢えるから。
今、自分なりに頑張ってる俺へのご褒美。
だから、アイツの約束はドタキャンで。
とりあえず今から散歩がてらにぶらついて、体を酷使しようかな。

そしたら、眠れそうだろう。
あー… 2004/03/25(Thu)

もう、駄目。限界。なにが?何がってな。
桜さんでしょ。もう、ホント。

赤柴と酒盛りの後に出かけて、携帯に電話が来て。
出てみれば…桜さん。
お付き合いしてる人が居るんだと。
…バーっかじゃねえの。
憂さ晴らしに今から学校行ってやる!!
言わずもがなの結果、その嬉しさ。 2004/03/24(Wed)

風見と酒盛り。と、思ったんだけど、ろくに飲んでねえ。
不器用な俺の代わりに包帯を巻いてもらった。
ホント、面倒見のいい奴。弟みたい、というかなんと言うか。

不安定さが、心地いい。

あいつは素直になれと言った。大人すぎると。
…そうかもしれないけど、そう思うけど。
俺は、素直になりたくない。

本当は、泣きそうだったんだ。あの時。
でも、泣かないって決めたから。

澪央から手紙が来てた。嬉しかった。
本当にあいつは綺麗な詩を送る。どこかに飾ろうかな。
そう思ったけど、大事にしまった。
俺の宝物、煙管入れの中に、大切に。

明日も酒盛り。明日は本当に酒盛り。
古典に見るのは憧れと妬み 2004/03/23(Tue)

新しい先生発見。最上先生、だっけかな。
なかなかの曲者。と、いうのは、掴めません。
でも、いい人っぽかったし、いい出会いをしたと思う。
楽しい時間でよかった。ま、色々と気になることがあったけどな。

古典の話しになると熱くなるんだよな。それはきっと、自分でも知らないからだろうな。
偉そうに古典教師で教鞭とってるけど、本当は自分でもよく分からない。
でも今では違うから、それはそれでいいと思うんだよな。
順番が逆でも、俺は古典を確実に好きになってきたわけだし。

でも、少しばかりムカツクな。昔の人が。

相変わらず両手は痛む。化膿気味か?あ〜あ。
怒られるかね?病院に行くか否か。ホント、面倒くさい。
愛しい人へ、謝罪と真実を。 2004/03/22(Mon)

口に出た言葉は酷いものだったと思う。きっと、悲しかっただろう。
その後の行為も、手荒で、苦しかっただろう。
憎まれたかもしれないと思った。恨まれるのを覚悟した。
それでも俺の頭はどこか冷静で、理性は切れても冷めた自分がいた。
そんな俺があいつを見て思ったことは、きっと下卑て、卑劣。

――――俺の血で濡れたあいつは、綺麗だ。

俺の理不尽な嫉妬、傲慢さ。そして、自分勝手さ。
あいつは受け止めて、そして、『待つ』と言ってくれた。

嬉しくて、たまらなかった。何年も味わったことのない、幸せ。

俺は木になる。空になる。風になる。
鳥がいつでも休める枝を持つ木に。
鳥が自由に飛ぶのを見守る大きな空に。
鳥を舞い上げる優しい風に。

それまで、きっと苦しいかもしれない。辛いかもしれない。
すれ違いも増えるかも。
でも、必ずなるから。
その時に、一番に伝える言葉は――――

『俺と、結婚してください。そして、一緒に生を終えましょう。』
痛み痛み痛み、呼吸の仕方。 2004/03/21(Sun)

好きです。愛してます。でも俺、このままで良いんですか?
俺、成長してますか?愛を、伝えきれてますか?

澪央に愛は伝わってるの?分かってくれてるの?
俺は澪央に、なにをしてあげてる?
澪央の叫びが、耳に届いているのか?

分からなくなって、どうしようもなくなって。
早く月曜日にならないかと。そればかりが頭に浮かんで。
風見にあって、少し救われた気がした。

全てに眼を向けないと駄目なのかな。
それから眼を離すことは、逃げなのだろうか。

木になりたかった。
大きくて、優しくて、鳥達を休ませる大きな木に。
どんな強風にも、雨にも、頑として動かない木に。

俺は、木になれない。
言い知れない想い、安堵の溜息 2004/03/19(Fri)

どうしてもっと優しく出来ないんだろう。
どうしてもっとあいつの気持ちを考えてやれなかったんだろう。
何で、あんな手紙をおいてしまったんだろう。
置いた後に残ったのは怒りと悲しみ。一瞬の絶望と暗闇。
『人の手は傷つけるために有るんじゃない。触れるために有るんだ。』
ジジイの言葉が頭に浮かんだ。そして、消えた。

本当は、あいつからの手紙だって、すぐに分かったんだ。
見間違えることのない、愛しい字。
嬉しかった。来た瞬間は。すぐに、疑惑に変わった。
「偽者だって、思うんだろ?」とか。
一生懸命探した。疲れて屋上に行ったら、そこに居るなんて。
本当に、本当は、逃げたかった。
別れを告げられるのが怖くて、手紙を見るとそんなことはないと分かるのに
怖くて、怖くて、泣きそうだった。

その後は、安堵に変わったけど。『答え』を見つけたみたいだし。
触れた左手から体温が伝わって、もう一度ジジイの顔が浮かんだ。
あいつは、そのあり方を知っているんだな…。
ズキズキと、体の何処かが痛んだ。
それは心なのか、頭なのか、右手なのか。

あんな手紙を送ってしまったし、罪滅ぼしに恋文でも送ろうか。
少し、鳥を欲しくなった。
虚無の空間=俺の心 2004/03/18(Thu)

ゴメンナサイ、オカアサン。ボクハアナタニアヤマラナケレバナラナイ。
…言いつけを破りました。注意を聞きませんでした。
考えることが多すぎて、心配も、不安も多すぎて、もう嫌だ。
体力にも、限界が来ている、かもしれない。

でも、俺は強くならないといけないから。
約束を、守りたい。誰よりも大切な人だから。
だから、苦しいと、だから、時々無性に泣きたくなる。
泣く場所さえ俺は失った?自らそれを消してしまった。

…なあ。叫びが聞こえるか?
鹿児島に居るのなら、ここに来い。何処にいても、ここに来てくれ。

とにかくもう、今は眠りたいんだ。
それが偽りの眠りでも、縋る思い。

俺の心はここに無い。じゃあ…どこに?
俺にも、わからない。
理不尽な怒りで困らせた自分の愚かさ 2004/03/17(Wed)

久々にゆっくりとした時間を取れた気がする。
屋上に行って、煙草吸って、深呼吸をして。
澪央に逢って。とても、幸せだと感じた時間。
なのに、限られた時間の中で全てを伝えるのはとても難しかった。

なにも、気の利いたことをいえなかった。

電子音を恨んだ。
その怒りを、その相手にぶつけた。
何で俺に電話するんだ、何で少し休ませてくれないんだ、と。
自分で頼んだことなのに。

あいつは、それに切れるわけでも、悲しむわけでもなく、笑って言った。
「お前が、叫んだんだろ。心で。」

…ムカツク。なんでお見通しなんだ。

土曜日、約束をした。
出来るなら今日は逢わないつもりだった。そう、考えていた。
逢ってしまったら、きっと苦しくて、切なくて、離れるのが嫌で。
自分の全てを捨てて、逃げたくなるから。

案の定、もう、遅い。
土曜日か…。長いな。

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む
(小倉百人一首 三首 柿本人麻呂)
淋しさの合間に見えるもの 2004/03/16(Tue)

…淋しいって程ではないと思うんだけど…
人と話がしたい。それが澪央なら最高なわけなんだけど。

人はどうしようもない事ほど、どうしようもないくらい求める。
悲しくも有り、尊いものとも思う。
どうしようもないものに感じる価値は、はるかに高いものだろうな。
とりあえず…19日を過ぎないことには何も出来ないことが判明した。

『我慢』。あいつに教えるよりも、自分に教えるほうが先だな。
赤柴との約束もあるし、酒盛りしたいと思う奴も居る。
でも今は。

人と話がしたい。
日々を、考えに任せて記す 2004/03/15(Mon)

忙しすぎる。何が、といっても答えようがないくらいに。
咳が止まらなくなってきているし、正直苦しいかも。
そんなこと、誰に言うつもりでもないし、言いたくもないんだけど。

百合が最近落ち着きがなくなってきている…らしい。
俺に会ったときは普通なのに。不思議だ。
それはそれで良いんだけど、急にこっちに来るのはやめて欲しい…
忙しい上に自分の時間までとられると、澪央に逢えなくなってしまうし。
久しぶりに出した手紙は恋文とは到底言えない物で。
淋しい思いばっかさせてるなぁ…
早いところ予定を整理して…

逢えるかなぁ…

日々の想いを徒然と記す。
いつかこれを見て、笑える日が来ることを祈る。

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